お客さまへのご案内と日頃の整備記録

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お客さまへのご案内と日頃の整備記録

SHOPブログ

2017/06/17 お客さまへのご案内と日頃の整備記録

※ご案内

いつも弊社HPを拝見頂き誠にありがとうございます。

お客様方へご協力頂きたく思います事を、この場を借りまして御連絡致します。

 

TEL048-227-2462

こちらはファクトリーの電話番号になります。

常に作業を行っており、手を離せない状況やシャーシダイナモ測定を行っている状況にあります。

よって電話に出られない事も多々ございます。

電話応対などによる作業の中断が招く整備ミス、これだけは絶対に起こしてはなりませんので、作業に集中している場合も電話には出ません。

申し訳ございませんが、急ぎでない場合は『問い合わせフォーム』もしくはメールにて御連絡願います。

もしくは時間を空けて再度お電話下さい。

『○○作業はいくらですか?』など、御見積を要する事柄に関しましても、口頭でお答えはしておりませんので上記にてお問い合わせお願い申し上げます。

急なご来店も、その日の段取り次第では対応出来ませんので、ご依頼・ご相談等ございましたら、ご来店日時をお知らせの上、お越し願います。

人の命に関わる事にも繋がりますので、何卒ご理解頂ければと思います。

 

 

 

 

ブログ更新ができていなかった、この2ヶ月間の作業等を順次、一部紹介させて頂きます。

 

XJR1300のエンジン分解整備です。

 

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中古で購入されたエンジンのようですが・・・

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メッキシリンダーが完全に死んでいます。

XJRだけでなく、全てのメッキシリンダーの車両に当てはまりますが、オイル選びを間違えてしまうと、3万Kmくらいでシリンダーが死んでしまいます。

弊社でも過去にXJR1300、ZRX1200、隼、いろいろな車両のシリンダーを、かなりの数捨ててきました。

逆に、合うオイル選びが出来ている場合は10万Kmくらいノントラブルなケースもあります。

個人売買が盛んになった時代ですが、目利きが出来ていないと、実際は使いものにならないパーツを購入してしまう場合も多々です。

 

店頭に並んでいる中古車両も同様の事が言えます。

定期点検記録簿などで過去の記録が分かる車両、ここ3年以内の高年式の車両を購入する事で、これらのトラブルはかなり回避できます。

高い金額を払ったのに、すぐにエンジンオーバーホールが必要では、あっという間に新車が買える金額になってしまいます。

 

 

 

マルケジーニホイールのハブダンパー交換です。

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5000Kmくらいでガタがでてしまう場合も多々・・・

5穴では容量不足なのでは?と以前より思っています。

ハブダンパーは少しでもガタが出てきた場合は、迷う事なく交換です。

でないと、すぐにハブベアリング、ハブ本体、スプロケットへとダメージが広がってゆきます。

 

 

ゲイルスピードホイールのハブベアリング交換です。

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こちらも、ベアリングを指で回して、少しでもゴロゴロするような抵抗を感じる場合は交換です。

 

 

 

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ZRX1200Rの純正ハブは要注意です。

今時?ですが、下の開放型ベアリングが入っているので、すぐに死んでしまいます。

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シールベアリングに交換です。私たちの仕事は減ってしまいますが・・・(笑)。

 

ハブダンパー・ベアリング類は、タイヤ交換、スプロケ・チェーン交換時などの時に、ついでに見ておくべき絶対箇所です。

意外とダメになっている事が多いものなので、弊社では色々なサイズのベアリングを常時在庫して対応しています。

 

 

 

久々に行いました。

GSX1300Rのフォークオーバーホールです。

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1世代前、2000年~2010年くらいまでの純正倒立フォークはピストンメタルレスやスライドメタル交換が出来ないものが多かったです。

よくインナーチューブのメッキやチタンコート、DLCコートが剥がれている事が多く、オーバーホールで部品代が掛かってしまうケースが多かったです。

 

フロントフォークのメンテナンスサイクルは12000~15000Km毎、リアショックは25000~30000Km毎を目安に行います。

定期的にメンテナンスを行っているほうが、結果的に物持ちは良いですね。

 

 

 

キャリパー交換に伴い、ブレーキホースも交換です。

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個人的には、カスタム車に溢れるように装着されてしまったブレンボより、JAPANmadeのニッシンのほうが好みです。

そして拘りの旧車には小文字のapレーシングですね。

 

ホースはもちろんHELでコーディネートです。

 

 

 

ZRX1200Rまだまだ多いです。

立て続けに何台もフォークオーバーホールが入ります。

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皆さん、同じ後期型ですね。

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すべて同じに見えます。

 

 

 

現行オーリンズ正立フォークもセッティングが増えてきました。

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サーキット車両はダンパー強化が必須ですが、町乗り車両で減衰力が足りない状況には、なかなかなりませんが、スプリングは要交換になるケースが多いです。

キャブと同じ、出荷時はあくまで出荷時でスタート地点です。

 

 

 

スポルト1000S、希少車です。

なかなか良い車両が無く、我々も探して探して、弊社で購入頂きました。

意外と乗る方が多く、中古車はけっこう距離がいっている車両が多いです。

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車検整備です。

2年に1度の行事です。

どんな車両でも、まずストリップにするところから始めます。

 

 

 

Z1000Mk.Ⅱこちらも車検です。

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コイルステーも今回新たに製作。

このあと塗装を施して組み付けです。。

 

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電気系も総点検して見直してゆきます。

スターターモーターのリード線を純正より容量のあるコードで作り直します。

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よく見ると、経年劣化の裂けがあったので、ちょうど良かったです。

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Z系およびJ系のウィークポイントの1つですね。

純正はステーターコイルからの配線がギボシ端子で接続されていますが、そもそも容量不足です。

よく端子が焼けて、周辺配線もダメになっていたりします。

この車両は平型端子に変えてテストを行っていました。

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結果、良好なようです。

しかし、80年代のヤマハ車はこれと同様の端子を使用して焼けていました。

なので、さらに対策を施して左の端子、H4ヘッドライトと同じ大容量の120型端子に組み替えました。

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※7月2日(日)

ツクバサーキット コース1000で開催される 『ライディング ザンマイ』 出店のためJAMは終日お休みになります。

 

 

 

 

JAM co.,ltd.

(有限会社ジャム)

3320004

埼玉県川口市領家5丁目7ー25

TEL048-227-2462

FAX048-227-2463

休み・・・ 火・水曜定休、イベント・レース日

営業時間 10301900

mail info@jam-japan.com

HP http://jam-japan.com

 

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