引き続きACCOSSATO(アコサット)祭り開催中!
今年は例年より8月が早く過ぎたような感じがします。
おかげさまで忙しく仕事をしていたせいもありますが、長過ぎた梅雨と梅雨明け直後からの猛暑、盆過ぎて急に何となく朝晩の気温が落ち着き・・・
夏が始まる前のワクワク感、猛暑の嫌悪感、でも終わりを感じると毎年さみしさを感じます。
8月はACCOSSATO(アコサット)製品の装着施工を行いました。
ついでにHELのブレーキホースも製作で。
ACCOSSATOおよびHELのご用命は日本総代理店のJAM PSD(物販部門)まで。
全車オーリンズの現行正立フォークが装着されている事のほうが何か凄いですが。。。
画像を撮っていなかった車両のオーナー様方、すみません。。。
HELブレーキホースは車両に合わせてワンオフで製作しています。
その際に、他社既製製品でよく見る状態があります。
ホース製作や取り付けの際に、フロントスタンド等で、フロントを完全に浮かせた状態で各部の採寸組み付けを行わないと、上の画像のようにホースの長さ不足が起こります。
停車時はフォークが沈んでいるので、ちょうど良く見えますが、フロントを上げるとご覧のとおり、危険な状態です。
赤丸の箇所、折れています。
今回のDAEGは、こういう感じでホース製作し直しました。
皆さんの理想、左右対称になる取り付けでカッコ良く。
これが既製品には出来ない技です。
同じくらいよく見るトラブルです。
パッドのあたり幅がディスクローターを内方向に超えています。
ディスクの外径をパッドが外方向に超えるのは絶対にダメです。
最悪はディスクが曲がります。
外径より数ミリ、パッド外径が小さくなるようにキャリパーをセットしなければなりません。
それでも内側方向へパッドが出る場合は、パッドをディスクローターの幅に合わせて削ります。
こんな感じでパッドがあたるようにキャリパー位置を調整します。
様々な形状タイプ、厚みのステンレスシムを用意し、何度も仮組みをして合わせてゆきます。
外径シムだけでなく、ラジアルキャリパーの場合のキャリパーセンターを合わせるスペーサーも各厚みを用意しています。
こちらの車両は分からないように、1ミリほどのシムを入れています。
パッドのあたり幅の問題は、同じメーカーのキャリパーでも種類により、設計が異なるので1台ずつ調整が必要です。
同じキャリパー用のパッドでもメーカーによって形状が異なるので、使用するパッドメーカーが変わっても同様の事が言える場合があります。
こちらも良くないですね。
キャリパーセンターを出そうとしている精神は良いですが、複数シムを枚入れるのは仮組みで寸法を出す時のみで、本組みは厚みを合わせて1~2枚のシムで組めるようにしたいものです。
そして、どうしようもないのは以前も紹介しましたが、キャリパーサポート自体が設計をミスっており、ローターの円周の孤に対し、キャリパーが斜めに装着されている製品、、、
これがけっこうあるんです・・・。
きちんと設計された製品であれば、孤が合います。
↑このように。
ZRX1200DAEG用のステムKITを製作しましたので、こちらも数台組ませて頂きました。
ウィング形状(ノーマル比、実寸で14㎜)、28.6㎜テーパーハンドル仕様 ブラックアルマイト仕上げ
フロント車高調整の幅が広がります。
ワンオフでGSX1400用のオーリンズ正立フォーク取付専用のステムKITも製作しました。
ホイール廻り(アクスル、カラー)全て純正のまま使用できる仕様です。
オフセットは純正と同じになります。
このような感じで、違和感なく各部装着できます。
もちろん、ハンドルロックも可能な車検対応品です。
こちらもマシニングデータは残っていますので、再製作は可能です。
いよいよ9月から後半に入り、再び工場は混み始めます。
特に車検のお客様は早めのご連絡を!
車検は満了の1ヶ月前から受けられます。
各種セッティング・整備・サービス店舗 JAM co.,ltd. (ジャム) 作業依頼等 お問合せメール : info@jam-japan.com 店舗営業時間 AM10:30 - 18:00 定休日 火・水曜日、イベント・レース日等
20/12/25
20/08/10
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今年は例年より8月が早く過ぎたような感じがします。
おかげさまで忙しく仕事をしていたせいもありますが、長過ぎた梅雨と梅雨明け直後からの猛暑、盆過ぎて急に何となく朝晩の気温が落ち着き・・・
夏が始まる前のワクワク感、猛暑の嫌悪感、でも終わりを感じると毎年さみしさを感じます。
8月はACCOSSATO(アコサット)製品の装着施工を行いました。
ついでにHELのブレーキホースも製作で。
ACCOSSATOおよびHELのご用命は日本総代理店のJAM PSD(物販部門)まで。
全車オーリンズの現行正立フォークが装着されている事のほうが何か凄いですが。。。
画像を撮っていなかった車両のオーナー様方、すみません。。。
HELブレーキホースは車両に合わせてワンオフで製作しています。
その際に、他社既製製品でよく見る状態があります。
ホース製作や取り付けの際に、フロントスタンド等で、フロントを完全に浮かせた状態で各部の採寸組み付けを行わないと、上の画像のようにホースの長さ不足が起こります。
停車時はフォークが沈んでいるので、ちょうど良く見えますが、フロントを上げるとご覧のとおり、危険な状態です。
赤丸の箇所、折れています。
今回のDAEGは、こういう感じでホース製作し直しました。
皆さんの理想、左右対称になる取り付けでカッコ良く。
これが既製品には出来ない技です。
同じくらいよく見るトラブルです。
パッドのあたり幅がディスクローターを内方向に超えています。
ディスクの外径をパッドが外方向に超えるのは絶対にダメです。
最悪はディスクが曲がります。
外径より数ミリ、パッド外径が小さくなるようにキャリパーをセットしなければなりません。
それでも内側方向へパッドが出る場合は、パッドをディスクローターの幅に合わせて削ります。
こんな感じでパッドがあたるようにキャリパー位置を調整します。
様々な形状タイプ、厚みのステンレスシムを用意し、何度も仮組みをして合わせてゆきます。
外径シムだけでなく、ラジアルキャリパーの場合のキャリパーセンターを合わせるスペーサーも各厚みを用意しています。
こちらの車両は分からないように、1ミリほどのシムを入れています。
パッドのあたり幅の問題は、同じメーカーのキャリパーでも種類により、設計が異なるので1台ずつ調整が必要です。
同じキャリパー用のパッドでもメーカーによって形状が異なるので、使用するパッドメーカーが変わっても同様の事が言える場合があります。
こちらも良くないですね。
キャリパーセンターを出そうとしている精神は良いですが、複数シムを枚入れるのは仮組みで寸法を出す時のみで、本組みは厚みを合わせて1~2枚のシムで組めるようにしたいものです。
そして、どうしようもないのは以前も紹介しましたが、キャリパーサポート自体が設計をミスっており、ローターの円周の孤に対し、キャリパーが斜めに装着されている製品、、、
これがけっこうあるんです・・・。
きちんと設計された製品であれば、孤が合います。
↑このように。
ZRX1200DAEG用のステムKITを製作しましたので、こちらも数台組ませて頂きました。
ウィング形状(ノーマル比、実寸で14㎜)、28.6㎜テーパーハンドル仕様 ブラックアルマイト仕上げ
フロント車高調整の幅が広がります。
ワンオフでGSX1400用のオーリンズ正立フォーク取付専用のステムKITも製作しました。
ホイール廻り(アクスル、カラー)全て純正のまま使用できる仕様です。
オフセットは純正と同じになります。
このような感じで、違和感なく各部装着できます。
もちろん、ハンドルロックも可能な車検対応品です。
こちらもマシニングデータは残っていますので、再製作は可能です。
いよいよ9月から後半に入り、再び工場は混み始めます。
特に車検のお客様は早めのご連絡を!
車検は満了の1ヶ月前から受けられます。
各種セッティング・整備・サービス店舗
JAM co.,ltd. (ジャム)
作業依頼等 お問合せメール : info@jam-japan.com
店舗営業時間 AM10:30 - 18:00
定休日 火・水曜日、イベント・レース日等