11月の休業案内、近況など。
台風の影響を気遣って御連絡頂いているお客様方、誠にありがとうございます。
幸いにも弊社は被害等、全くございません。
川口というだけあって、川に囲まれた非常に地盤の悪い土地です。
土地を囲っている、荒川、芝川の氾濫警報は夜中まで鳴り響いていましたが、決壊することはなかったです。
夕方に切り上げて、いつもの通勤路である芝川の側道を走っていましたが、今までに見た事の無い水位でした。
夜はもっと上がっていた事でしょう。
11月の定休日以外の休業予定
・11月10日(日) ・・・ テイスト・オブ・ツクバ出店
・11月14日(木) ・・・ 埼玉県民の日
その他、10月半ば~11月半ば近くまで、サーキット出向などで不定期に留守にする場合が増えます。
ご来店は必ず、事前連絡願います。
2019年も後半に入り、盆あたりで一段落ついていた工場も再び満車状態に。
怒涛の期間、すみません、また画像を撮り忘れています。
なかなか、集中している作業中、手も汚れてという状況で写真を撮るのは難しいものです。
ましてや画像を撮りながらの作業なんかでミスなんてしてしまっていると、後々取り返しのつかない事になってしまいますので、そのへんの優先順位はお客様の安全を最優先という事で御勘弁願います。
基本的な整備関係から
車検時にチェックしたMWRフィルターですが・・・
いつも皆さん、たくさん殺虫してます。
オイル?フルード?何かが漏れているという事での依頼でした。
が、結果的にはチェーンルブの堆積が原因ではないだろうか?という感じでした。
堆積したルブはけっこう硬く、エンジンがかなり温まると、絞り汁というか比較的透明に近い油分だけが流れてきます。
スプロケ交換時くらい、なかなか開けない箇所ですが、開けてみると御覧の通りです。
逆に言えば、マメにチェーンメンテをされている証拠で良いと思います。
チェーンルブ塗布後の拭き上げを、もう少ししつこく行えば、堆積も少なくなるかと思います。
カワサキ純正トキコキャリパーです。
リアブレーキがたまに踏み込めてしまうと・・・。
製品の悪口になってしまうような感じですが、トキコキャリパーはニッシンやブレンボ、ADVICS(ヤマハ純正MOS)と異なる製造法が2点ほどあります。
ブレンボやADVICS、一部ニッシンは切削後にアルマイトを施しているため、内部腐食がありません。
トキコキャリパーは切削面がアルミむき出しなため、経年劣化で腐食が始まり、シール溝が膨れ、オイルシールの作動不良、
それに加えダストシールの溝形状が特殊なため、ダストシールを外に押し出してしまいます。
ワンオーナーの雨天未走行、室内保管車の極上車両でも、このような状態に。。。
根本的な製品の欠点として、定期的なメンテナンスを施すしかないです。
ブレーキ関係のおまけで、ユーザー車検でメンテを行っていない車両や、車検時にカップ内のフルードだけ交換という詐欺めいた整備をされている車両によくある光景です。
2年に一度の車検時、最低限の整備はしましょう。
前回に続き、今回もMT系のサスペンションチューニングです。
ノーマルだと左フォークにはプリロード調整しかありませんが・・・
前回のXSR900と同様に、左フォークにも純正のREBダンパーを組み込みます。
あくまで自論ですが、公道走行する上でスプリングも含めた圧側に不足感は感じない、もしくは必要ならバネレートを上げる対処を行いたいので、社外品のように左にCOMPダンパーを組み付けるのは・・・
ましてやCOMPダンパーを入れて油面を下げて使う指示だと意味がないと。。。
それであれば、REBダンパーを左に追加して、REBを十分に確保した上で、圧縮側はスプリングレートで決めたいと。
また、REBダンパーを追加する事によって、圧縮側の動きもある程度強化されます。
REBダンパーを2つにすると、REBの力が2倍に・・・、という記事をよくみますが、車重なども関わってくる問題なので、実際に組み付けてみて、REBが2倍の硬さになる事はないです。
そして、細すぎるアクスルシャフトは社外品で強化。
今回はP.E.O製を使用しました。
おかげで左ダンパーばかり廃棄する事に、、、
時期的にテイストオブツクバが近づいており、先週まで作業台はエンジンとサスペンションで埋められていました。
#24と#51は新仕様のエンジンで。
毎回、計測だけでかなりの時間を要します。
#24はテストマフラーで排気を一新。
サス廻りも一新。
JAM co.,ltd. (ジャム) 作業依頼等 お問合せメール : info@jam-japan.com 店舗営業時間 AM10:30 - 18:00 定休日 火・水曜日、イベント・レース日等
20/12/25
20/08/10
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台風の影響を気遣って御連絡頂いているお客様方、誠にありがとうございます。
幸いにも弊社は被害等、全くございません。
川口というだけあって、川に囲まれた非常に地盤の悪い土地です。
土地を囲っている、荒川、芝川の氾濫警報は夜中まで鳴り響いていましたが、決壊することはなかったです。
夕方に切り上げて、いつもの通勤路である芝川の側道を走っていましたが、今までに見た事の無い水位でした。
夜はもっと上がっていた事でしょう。
11月の定休日以外の休業予定
・11月10日(日) ・・・ テイスト・オブ・ツクバ出店
・11月14日(木) ・・・ 埼玉県民の日
その他、10月半ば~11月半ば近くまで、サーキット出向などで不定期に留守にする場合が増えます。
ご来店は必ず、事前連絡願います。
2019年も後半に入り、盆あたりで一段落ついていた工場も再び満車状態に。
怒涛の期間、すみません、また画像を撮り忘れています。
なかなか、集中している作業中、手も汚れてという状況で写真を撮るのは難しいものです。
ましてや画像を撮りながらの作業なんかでミスなんてしてしまっていると、後々取り返しのつかない事になってしまいますので、そのへんの優先順位はお客様の安全を最優先という事で御勘弁願います。
基本的な整備関係から
車検時にチェックしたMWRフィルターですが・・・
いつも皆さん、たくさん殺虫してます。
オイル?フルード?何かが漏れているという事での依頼でした。
が、結果的にはチェーンルブの堆積が原因ではないだろうか?という感じでした。
堆積したルブはけっこう硬く、エンジンがかなり温まると、絞り汁というか比較的透明に近い油分だけが流れてきます。
スプロケ交換時くらい、なかなか開けない箇所ですが、開けてみると御覧の通りです。
逆に言えば、マメにチェーンメンテをされている証拠で良いと思います。
チェーンルブ塗布後の拭き上げを、もう少ししつこく行えば、堆積も少なくなるかと思います。
カワサキ純正トキコキャリパーです。
リアブレーキがたまに踏み込めてしまうと・・・。
製品の悪口になってしまうような感じですが、トキコキャリパーはニッシンやブレンボ、ADVICS(ヤマハ純正MOS)と異なる製造法が2点ほどあります。
ブレンボやADVICS、一部ニッシンは切削後にアルマイトを施しているため、内部腐食がありません。
トキコキャリパーは切削面がアルミむき出しなため、経年劣化で腐食が始まり、シール溝が膨れ、オイルシールの作動不良、
それに加えダストシールの溝形状が特殊なため、ダストシールを外に押し出してしまいます。
ワンオーナーの雨天未走行、室内保管車の極上車両でも、このような状態に。。。
根本的な製品の欠点として、定期的なメンテナンスを施すしかないです。
ブレーキ関係のおまけで、ユーザー車検でメンテを行っていない車両や、車検時にカップ内のフルードだけ交換という詐欺めいた整備をされている車両によくある光景です。
2年に一度の車検時、最低限の整備はしましょう。
前回に続き、今回もMT系のサスペンションチューニングです。
ノーマルだと左フォークにはプリロード調整しかありませんが・・・
前回のXSR900と同様に、左フォークにも純正のREBダンパーを組み込みます。
あくまで自論ですが、公道走行する上でスプリングも含めた圧側に不足感は感じない、もしくは必要ならバネレートを上げる対処を行いたいので、社外品のように左にCOMPダンパーを組み付けるのは・・・
ましてやCOMPダンパーを入れて油面を下げて使う指示だと意味がないと。。。
それであれば、REBダンパーを左に追加して、REBを十分に確保した上で、圧縮側はスプリングレートで決めたいと。
また、REBダンパーを追加する事によって、圧縮側の動きもある程度強化されます。
REBダンパーを2つにすると、REBの力が2倍に・・・、という記事をよくみますが、車重なども関わってくる問題なので、実際に組み付けてみて、REBが2倍の硬さになる事はないです。
そして、細すぎるアクスルシャフトは社外品で強化。
今回はP.E.O製を使用しました。
おかげで左ダンパーばかり廃棄する事に、、、
時期的にテイストオブツクバが近づいており、先週まで作業台はエンジンとサスペンションで埋められていました。
#24と#51は新仕様のエンジンで。
毎回、計測だけでかなりの時間を要します。
#24はテストマフラーで排気を一新。
サス廻りも一新。
JAM co.,ltd. (ジャム)
作業依頼等 お問合せメール : info@jam-japan.com
店舗営業時間 AM10:30 - 18:00
定休日 火・水曜日、イベント・レース日等