作業報告 XJR1300Fiコンプリート車の再製作開始の案内

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作業報告 XJR1300Fiコンプリート車の再製作開始の案内

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2017/07/08 作業報告 XJR1300Fiコンプリート車の再製作開始の案内

7月2日に筑波サーキット コース1000で『ライディングザンマイ』が開催され、毎度ですがJAMも出店させて頂きました。

心配されていた天気も問題なく、大盛況の参加台数で1日を過ごせました。

次回は10月8日です。

ツナギ無しの超初心者向けコース、かなり人気があり、回を追うごとに参加が増えています。

ツーリングがてらに、いかがでしょうか?

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7月を迎え、一気に気温が上昇しました。

ここ関東圏では、よほど山間のツーリングスポットまで行かない限り、お世辞にも8月はバイクに乗って楽しめる状況ではありません。

それでも盆休みなど、まとまった休日は皆さんバイクに乗る絶好の機会なので、盆前までメンテナンスが耐えません。

 

 

最近は年数と共に台数が減って、なかなか入庫もないZX-12Rです。

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定番のオイル漏れ、バランサーシール部ともう一箇所・・・・

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エンジンオイルの点検窓部です。

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このバイクは当時カワサキが迷走しながら設計した感があり、エンジンの中身まで今となっては??な箇所が多々あります。

この点検窓も別体なんですね。

JAMでも長年、DRAGレースで使用していた過去があるので、見ると懐かしい車両です。

かなり色々とテストをし、何度もエンジンブローを経験したバイクでもありました。

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画像のアメリカ人夫妻は、あの有名な世界企業『APE』社の社長(女性)です。

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ZRX1200Rの車検ついでにメインハーネスを交換します。

もう15年経過しているので、見えない部分でハーネス内部も劣化が始まり、通電性能が落ち、立派な電気抵抗となって生まれ変わってしまいます。

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交換前は15V以上発生していた電圧も、交換後は15V以内の正常値に戻りました。

15V以上ある車両、けっこう多いですが、あまり電圧が高くなるとイグナイターをパンクさせてしまうので要注意です。

 

 

こちらもマズイです。

ZRX1200系で社外スイングアームに換装している車両でよく見かけます。

換装に伴い、バッテリーを移設しているのですが、バッテリーのマイナスワイヤーが純正より細くなっています。

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こちらも通電が悪くなり、発生電圧を規定値外に上げる要因の1つになってしまいます。

 

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今回は純正より1ランク太いリードワイヤーを使って製作をしました。

 

 

こちらは弊社製作車両ではないのですが、非常に危険な状態で入庫されました。

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パーツメーカーが把握していないのか、取り付けた方が知らなかったのか・・・

XJR1300は、キャブ車とインジェクション車ではサスマウントの位置が全く異なりますので、スイングアームの互換性が全くありません。

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右のリアショックが、けっこうな『ハの字』になっています。

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その結果、残念ながらアッパーマウントのブッシュがヒビ割れを起こしています。

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こちらはネットオークションで購入できる商品のようですが、かなりの違法商品です。

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2次エアをキャンセルするパーツです。

例えば、XJR1200など元々、2次エアが無い車両に2000年式以降のXJR1300のエンジンを載せ替えた場合、違法ではありません。

しかし、2次エアが装着されている車両の装置をキャンセルした場合、触媒撤去と同等の扱いになりますので、整備不良ではなく、環境破壊問題で罰金がきます。

その罰金、50万円 です。

くれぐれも皆さん、触媒の無いマフラーの装着や2次エアキャンセルは行わないようにして下さい。

 

 

ここのところ、2台連続、同じトラブル、しかも2台ともXJR1300だったのですが、右リアショックのエンドアイのブッシュが抜けています。

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社外マフラーの装着で、設計が悪く、サイレンサーとリアショックが干渉しているもの。

または転倒でマフラーが内側に入ってしまい、干渉するようになってしまった車両。

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このようになってしまいます。

初期段階では、プレス機を使用して圧入し直しますが、放っておくとクリアランスが広がってしまい、エンドアイごと交換になってしまいます。

 

 

 

 

再び、XJR1300Fi改コンプリート車の製作を始めています。

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うち1台は入門用レーサーとして製作予定です。

今回の受付で最終製作になる可能性があります。

お早めにお問い合わせ下さい。

 

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